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吉岡徳仁 クリスタライズ

倉俣史朗に学んだ吉岡徳仁の「吉岡徳仁 クリスタライズ」が東京都現代美術館で開催されています。
<会期:2013年10月3日~2014年1月19日>

会場では、まず、細長い白のストローを気の遠くなるくらい集積した作品が迎えてくれます。まるで、積もった雪の間を歩いているかのようです。次々と現れる「水槽の中で自然結晶を成長させて作り出す造形」もこの世のものではないくらい美しいのですが、思わず息をのんだのは、「虹の教会」でした。

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ポスターに使用されている作品なのですが、その場に立ってみると荘厳な気持ちになります。500個ものクリスタルプリズムを見上げるほどに積み重ね、左右の壁に虹色の光を映し出す教会です。自然光の移ろいによって、ちがった表情を見せてくれます。20代前半の頃、南フランスにあるアンリ・マティスが設計した礼拝堂を訪れ、その明るくまばゆい光の体験が創造の原点になっているそうです。

商業デザインとして、イッセイミヤケのコレクションも展示されていますが、昨年、吉田美和を起用したCMがオンエアされていたファンケルの無添加スキンケアラインのボトルデザインも手がけられていて驚きました。

展覧会のホームページはこちらから。
東京都現代美術館 吉岡徳仁 クリスタライズ

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

京都 洛中洛外図と障壁画の美

雑誌の特集でも「京都」が増えてきていますが、400年前の京都に思いを馳せることのできる展覧会「京都 洛中洛外図と障壁画の美」が東京国立博物館で開催されています。
<会期:2013年10月8日~12月1日>

国宝・重要文化財指定の洛中洛外図屏風は、展示替のうえ、上杉本・舟木本・歴博甲本・歴博乙本・福岡市博本・勝興寺本・池田本の7つが展示されます。残念ながら、見にいらっしゃる方が多いため、人垣となり、ゆっくり鑑賞することは難しかったのですが、舟木本は、大型スクリーンに投影されているため、細部まで見ることが可能です。前のブログで書いた「カイユボット展」もそうでしたが、最近、タッチパネルやスクリーンなどの情報機器を取り入れた展示が増えていますね。

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2012年8月にサントリー美術館で開催された「おもしろびじゅつワンダーランド」をご覧になった方、いらっしゃいますか。伝土佐光高筆の洛中洛外図屏風が大型タッチパネルで展示され、指先で細部を拡大して見ることができました。ルーブルDNPミュージアムラボの協力を得た展覧会でしたが、今後も、いろいろな美術館で、最新の情報機器を駆使した面白い取り組みを見ることができるかもしれません。

サントリー美術館「おもしろびじゅつワンダーランド」

圧巻だったのは、二条城 二の丸御殿 大広間 四の間に描かれた障壁画「松鷹図」。将軍との謁見の間だったとのことですが、徳川家の威光を十分に感じさせるものでした。鑑賞者を取り囲むように展示されていますので、自分がその間にいるような気持ちで見ることができます。

他にも超高精細映像4Kで投影した「龍安寺の石庭」も必見です。春・夏・秋・冬と季節によって姿を変える石庭を連続して映し出し、居ながらにして、石庭の1年を体感できます。日本の四季の美しさが堪能でき、400年前の人々も同じように美しさを感じていたのかと思うと、時空間を越えて共感が生まれる展覧会です。

展覧会のホームページはこちらから。
東京国立博物館「京都 洛中洛外図と障壁画の美」


テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

カイユボット展

ブリヂストン美術館で「カイユボット展 都市の印象派」が開催されています。
<会期:2013年10月10日~12月29日>

印象派を代表する画家とのことですが、モネ・ルノアール・ピサロ・シスレーなどと違って、なんとも耳慣れない画家です。

展覧会図録を見ると、島田紀夫ブリヂストン美術館館長がこのように書かれています。カイユボットは、「裕福な家庭に育ったので作品を売ることには関心がなく、むしろ友人たちの作品を購入して彼らを経済的に助けた。その結果、彼自身は画家としてよりも、印象派の擁護者・作品の蒐集家として世に知られるようになった」と。その意味では、画家としてのカイユボットに焦点をあてたこの展覧会は、とても貴重といえますね。

展覧会の看板にも使用されている「ぺリソワール」は、グリーンとイエローのコントラストが印象的です。1877年の作品ですが、この頃、中流階級の人々の間で、電車で郊外に出向き、ボート遊びをすることが流行していたそうです。11月24日までポーラ美術館で開催されている「モネ、風景を見る眼」でも、会場に入ってすぐのところに、モネの「バラ色のボート」(1890年)と「舟遊び」(1887年)が並べて展示してあります。比べてみるのも楽しい試みです。

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カイユボットの他の作品も、河岸の釣り人や、室内でピアノを弾く弟、家族での昼食、大通り沿いの建物にペンキを塗る人などを題材としており、当時の風俗が垣間見えるのも興味深いところです。
会場には、デジタル鑑賞システムも導入されていて、床面に敷かれたパリの地図の上にタブレットが5台設置してあり、その場所で描かれた作品をタブレット上で 見ることが可能です。他にも映像が投影される年表や、カイユボットをめぐる相関図のタッチパネルなど、最新の機器が体感でき、魅力満載の展覧会です。

展覧会のホームページはこちらから。
ブリヂストン美術館

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心が豊かになるアートを見つけに飛び立つ青い鳥です。

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