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メイド・イン・ジャパン 南部鉄器

看板に使用されている、色鮮やかなピンクのティーポットを見て、南部鉄器のイメージががらりと変わりました。フランスやベルギーのカフェやパティスリーでは、カラフルな南部鉄器のティーポットでお茶をいれているそうです。伝統から現代まで、南部鉄器の400年の歴史をたどる展覧会が、パナソニック汐留ミュージアムで開催されています。
<会期:2014年1月11日~3月23日>

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江戸時代、南部藩は、盛岡城築城とともに文化振興にも力を入れ、鋳物師や釜師を京都などから招き、仏具や茶の湯釜をつくらせたのが、南部鉄器のはじまりとか。日本の伝統工芸品は、1873年、ウィーン万国博覧会に出品され、ヨーロッパにおけるジャポ二ズムのきっかけともなりました。

江戸時代の鉄瓶や茶釜は、どっしりと力強い味わいです。表面には、牡丹や桜などの植物や、鯉、ほととぎすなどの文様があしらわれ、つまみや鐶付、鉉(つる)など細部の意匠も凝っています。アールヌーボーを思わせる、蜻蛉の意匠の鐶付も。日常的に使用する物に、手作業によって、こんなにも芸術的な意匠が施されるとは、なんと贅沢な時代であったのかと感じます。

近年は、伝統的な技術を生かしながら、現代的でモダンなデザインの南部鉄器も生まれています。フランスやベルギーのティーサロンに、海外輸出用の南部鉄器のカラフルなティーポットが選ばれたことから、国内でも南部鉄器に注目が集まっているのはうれしいことですね。会場では、フランスのティーサロンをイメージし、ピンク、ブルー、パープル、グレーなど、カラフルなポットを並べたしつらえや、柳宗理の南部鉄器のキッチンウエアのコーディネイトも楽しめます。

南部鉄器で沸かしたお湯は、まろやかな味わいになるとか。機能性と美しさを兼ね備えた南部鉄器は、暮らしの中で楽しむ、小さなアートかもしれません。

展覧会のホームページはこちらから
パナソニック汐留ミュージアム


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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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心が豊かになるアートを見つけに飛び立つ青い鳥です。

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