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人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ

三井記念美術館で「超絶技巧!明治工芸の粋」と題した展覧会が春に開催予定であったり、南部鉄器に注目した展覧会がパナソニック汐留ミュージアムで開催中であったり、日本の伝統的な「わざ」が改めて注目されているように思います。

日本では、優れた工芸家を「人間国宝」(重要無形文化財の保持者)に認定しています。人間国宝の作品に加え、時代を超えて伝えられてきた工芸の名品が展示され、「わざ」の美を堪能できる展覧会が、東京国立博物館で開催されています。
<会期:2014年1月15日~2月23日>

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会場では、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の分野の作品をみることができます。104人の名品が一堂に会していますので、心にとまる作品にきっと出会えるはずです。

たとえば、秋山逸生(1901~1988)の「輪花文縞黒檀印箱」(1981)。木象嵌(もくぞうがん)という、木材に象牙など種類の異なる素材をはめ込んで、文様を表す技法で作られています。モダンで格調高い雰囲気が感じられます。
前田竹房斎(二代)(1917~2003)の「六合花籃」(1997)。細い竹ひごの編みこみが、えもいわれぬ美しさです。
田畑喜八(三代)(1877~1956)の「一越縮緬地鳳凰桐文振袖」(1954)。幸野楳嶺、竹内栖鳳に日本画を学んだという三代による、鳳凰をモチーフとした友禅。鮮やかな色彩と、ダイナミックで華麗な模様に目を奪われます。

また、鉄地の表面に細い切れ目を入れ、金銀等を打ち込む「布目象嵌」や、金箔を極細の線に切り、ひとつずつ貼り付けて文様を描く「截金(きりがね)」など、知らなかった技法の美しさを知ることができるのも魅力です。

機械化による大量生産品も便利ではありますが、道具や器、衣服などの品々を通して、「わざ」を凝らした美しさに触れることができたなら、どんなにか心豊かなことでしょう。そんな手仕事の価値を失わずにいたいですね。

展覧会のホームページはこちらから
東京国立博物館
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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心が豊かになるアートを見つけに飛び立つ青い鳥です。

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