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横尾忠則肖像図鑑

多彩な作風で知られる横尾忠則(1936~)。1960年代から現在までに描かれた、俳優、作家、ミュージシャンなどのポートレイト作品を集めた展覧会が、川崎市市民ミュージアムで開催されています。入院のため、オープニングを欠席されたとのことですが、快復を祈らずにはいられません。
<会期:2014年6月28日(土)~9月23日(火)>

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圧巻なのは、200点に及ぶ日本近代文学者の肖像(2006~2013)が並んでいるコーナー。2007年より日本経済新聞で連載された、瀬戸内寂聴「奇縁まんだら」の挿絵制作をきっかけに描き始めた作品とのこと。「奇縁まんだら」は、寂聴が交友のあった作家、芸術家や政治家などの物故者との思い出を連載したもので、毎回添えられた横尾の肖像画が人気を博しました。

寂聴が語らなかった作家を追加して制作が進められたシリーズは、タッチも色使いもさまざま。赤いフンドシで煙草をふかす稲垣足穂、檸檬色の顔の梶井基次郎、写真で見慣れたほほ杖をつく夏目漱石、トレードマークの帽子をかぶった中原中也、憂鬱そうな太宰治、背景が赤に塗られた宇野千代・・。人となりを重ねて鑑賞すると、なるほどと思わせる作品ばかりで、見飽きません。

檀一雄「葦の髄から」は、人間模様を綴ったエッセイで、横尾の挿絵(1974)が添えられていました。原画はインクの線1本で、目鼻立ちから雰囲気まで、その人物でなければありえない存在感が描かれており、見事です。肖像には、岸田麗子や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で話題の柳原白蓮も。

メインビジュアルのビートルズをはじめ、山口百恵、桃井かおりなど、時代を彩ったスターたちにも出会える、横尾ワールドです。

展覧会のホームページはこちらから
川崎市市民ミュージアム

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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心が豊かになるアートを見つけに飛び立つ青い鳥です。

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