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高野山の名宝

816年、弘法大師空海によって開かれた高野山は、真言密教の聖地として信仰を集めてきました。皇族や貴族、大名らによって仏像や仏画、工芸品等が寄進され、「山の正倉院」といわれるほど、仏教芸術の至宝が伝えられています。高野山の開創1200年を記念して、それらの名宝がサントリー美術館で公開されています。
<会期:2014年10月11日(土)~12月7日(日)>

862.jpg

見逃せないのは、鎌倉時代の仏師、運慶による国宝「八大童子像」(12世紀、一部14世紀)。文化財保護の観点から、高野山でも数年に一度、2軀ほどが限られた期間展示されるのみとのことで、8軀そろって間近に鑑賞できるのは、またとない機会なのだそう。

矜羯羅(こんがら)童子は、ややカールした髪で手をあわせ、鷹揚な表情。指徳(しとく)童子は、鎧兜を身につけ、眉をひそめています。制多迦(せいたか)童子は、髪を5つに束ね、棒を持ち、凛とした表情。恵光(えこう)童子は、金の冠を頭に、つりあがった眉。烏倶婆誐(うぐばが)童子は、髪を逆立て、りりしい表情。恵喜(えき)童子は、つばのない帽子のような兜をかぶり、遠い目をしています。清浄比丘(しょうじょうびく)童子は、剃髪し、くちびるをかみしめたよう。阿耨達(あのくた)童子は、龍に乗るいさましさ。それぞれがいきいきとし、個性的です。

快慶の重要文化財「四天王立像」(12~13世紀)は、勇壮な趣きです。筋肉がくっきりとした迫力ある表情で、鎧も見事。巻物と筆を持つ広目天像、宝塔を持つ多聞天像は「静」を表し、武器を持ち手を振り上げる持国天像、増長天像は「動」を表すとか。東大寺大仏殿の四天王像(約13m)の雛形ともいわれています。

運慶、快慶の競演だけでも、十分満足できる展示です。

展覧会のホームページはこちらから
サントリー美術館

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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