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ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

1937年に開館したワシントン・ナショナル・ギャラリーはアメリカの首都にあり、所蔵品のほとんどが一般市民の国への寄贈からなる国立美術館。12世紀から現代まで、約12万点の西洋美術のコレクションを誇ります。ルノワール、マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホなど、人気の高いフランス印象派とポスト印象派の絵画68点が、三菱一号館美術館で展示されています。
<会期:2015年2月7日(土)~5月24日(日)>

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展示作品の多くは、ワシントン・ナショナル・ギャラリーの創設者アンドリュー・W・メロンの娘、エイルサ・メロン(1901~1969)のコレクションによるもの。自宅を飾るために集めただけあって、全体としてあたたかでやさしい雰囲気に満ちています。

シスレー(1839~1899)の穏やかな風景画に始まり、ウジェーヌ・ブーダン(1824~1898)の浜辺の光景へ。ウジェーヌ・ブーダンは、印象派に先駆けて自然の光の中で制作し、モネに戸外制作の重要性を教えた人物。トゥルーヴィルの浜辺に集う女性たちのドレスも美しく表現されています。ゴッホ(1853~1890)「オランダの花壇」(1883)は、長方形に規則正しく植えられた、色とりどりの花壇が並んだ風景が描かれ、ゴッホとは思えないほど、やさしい印象。

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展覧会のメインビジュアルに使用されている、ルノワール(1841~1919)の女性像にも心が安らぎます。微笑みをたたえて猫を抱く女性、そして、イブニングドレスをまとい、淡い青と緑の背景に溶け込む女性。ルノワールには、モネ(1840~1926)の妻カミーユと息子のジャンを描いた作品や、パイプをくゆらすモネ自身を描いた作品もあり、親密な雰囲気が漂います。

小品にも味わい深い作品がそろっており、ブルターニュの村を描いたルドン(1840~1916)の風景画は、静かな趣き。ナビ派のアンティミスト(親密派)として知られるヴュイヤール(1868~1940)は、身づくろいをする女性やコーヒーを飲む女性など、私的な世界観の室内画が新鮮です。

親しみやすい作品が多く、肩の力を抜いて鑑賞できます。5月まで開催されていますので、うららかな日差しに誘われて、西洋美術の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もぜひ
新印象派 光と色のドラマ

展覧会のホームページはこちらから
三菱一号館美術館

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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