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田沼武能肖像写真展 時代を刻んだ貌

写真家田沼武能(1929~)は、東京・浅草生まれ。小学3年の時に中国と戦争が始まり、中学2年になると軍需工場に駆り出され、教室での勉強など無きに等しかったといいます。私の青春は、戦争と敗戦の混乱で埋まっているとも。

サンニュース社に入社した田沼が「藝術新潮」の嘱託として、日本画の巨匠横山大観の撮影をすることになったのは、21歳のとき。以降、フリーランスになってからも、数えきれないほどの人物写真を撮り続けてきました。文士、芸術家、文化人等、65年以上も「貌」に魅せられてきた田沼にとって、1対1で対象と対峙し、話を聞くことのできる写真は、学ぶチャンスを与えてくれたきっかけ。「貌」には、その人の歴史、その人の心、内面までも写し撮ることができると考えているそうです。

そんな田沼がとらえたポートレート80点を、練馬区立美術館で見ることができます。
<会期:2017年2月23日(木)~4月9日(日)>

201701 172

はいつくばってバレンを動かす棟方志功(1953)、五線紙にペンを走らせる武満徹(1967)など、作品を生み出さんとする芸術家の姿。背広に着替えて待っていたという永井荷風(1953)、パレットを手にし、カメラにはにかんだような目を向ける熊谷守一(1954)など、やさしい表情。「オールドパー」が見える棚の前で、煙草「いこい」をくゆらせる吉田健一(1966)、書棚の前で知性が光る柳田國男(1956)など、個性的で「ならでは」の表情。

記憶にある人もない人も、昭和の文化をつくりあげてきた人間ならではの味わいを見せる写真群に、魅せられてみませんか。

こちらの記事もぜひ
時代の風貌

展覧会のホームページはこちらから
練馬区立美術館

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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